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新宿ブルース

第2138回
この人この歌
〜扇ひろ子〜

さて、20日は朝から学校寄席です。
葛飾区にあります、新宿小学校に行きます。
しんじゅくではなく、にいじゅくです。

新宿小学校は、足立区にあります渕江小学校と同じく年間で複数回伺う学校寄席。
とにかく同じ学校に複数回伺うといふ学校寄席は本当に珍しい。
では、なぜ、新宿小学校は渕江小学校と同じ系統を歩むのか、理由は簡単、渕江小学校にいた先生が、新宿小学校に行かれたからであります。笑

複数回伺う学校寄席には理由がありまして、最終回は生徒さんがら落語をやるのであります。
この発表会がわたしは実は毎回密かに楽しみ。
といふのは、お子さんといふのは、我々噺家ですら考えないような無限の創造性があるからであります。

毎回、わたしがなんかしらの発見をする。
その発見といふのは、わたしがお子さんに接する機会がなければ決して考えつかないことなんです。

以前、「まんじゅうこわい」といふ落語のお子さんの発表があった。
登場人物の一人が、まんじゅう決して食べないから、不思議でしかたなくて、発表後きいたら、「この食べなかった人は、酒が好きだから、甘いものは食べないといふ人が一人登場してもいいんじゃないか。ただ、この人は友達との付き合いは欠かさない人だから、このまんじゅう騒ぎに参加している」

いやあ…これはね、笑、驚きましたよ笑

落語家はあまり創造しない。だってまんじゅうこわいは、みんなそこを気にしないで登場人物がドタバタしますからね笑

確かに酒好きで付き合い欠かさない人が登場するのはごくごく自然なことで、いてもおかしくないし、むしろいるだろう、一人くらいは、っていふレベルですよね笑

お子さんは私らよりも心の叫びをちゃんと落語で表現することがあるんです。

落語はジャズだけど、ブルースだと、わたしは再三申し上げていますが、それをプロ以上に、お子さんは持ち前の純粋さが、自然、表現できてしまうんでありましてね、こりゃモタモタしてらんないわけですよ、プロも笑。

さあ、どんなブルースが聴けるのか、おじさんは楽しみですよ笑

「新宿ブルース」歌唱/扇ひろ子さんです。

おやすみなさい。
2017.11.20 Monday | comments(0) | trackbacks(0)-

傷だらけの人生

第2137回
この人この歌
〜鶴田浩二〜

今年下半期は大々的なネタ下ろしはしません。
いまそういう時期に自分がきているような気がします。
実は去年、また、CDのご依頼をいただきましたが、失礼ながらお断りいたしました。
いまのたけ平でいるまでの分岐点のネタ、といふシリーズのご依頼でした。

お断りした理由はそれほどの芸人ではないといふ謙虚でなく、そう思うからです。
ただ、このご依頼をいただいて、意識したのは昔自分が世話になった噺を少しぶつ思い出していく作業です。
それが数が揃えばまたそういうご依頼をいただいたときに考えるかもしれません。
今日、花畑で独演会に呼ばれましたが、まさにそれをあえて意識してみました。

「大師の杵」、わたしが地噺をスタートする草創期のネタの一つです。
そして、「宮戸川」。
この噺は当初トリネタでやりまくっていたネタです。
搭乗若手で「宮戸川」をあまりやる方がいなかったのでやっていましたが、ずいぶん皆さんにこの形をご伝授したりしていたら自分がやらなくなっていたので、最近たまにはじめました。

「幾代餅」、こちらは、わたしが人情噺をはじめた最初のネタです。

こういういまの自分を作ってくれていたネタを今年一杯思い出して、改めて感謝し、またいまの自分でやってみたら解釈も自然変わっているところもあったりするのではないか。
今日は当初の独演会形式を再現してみました。

久しぶりすぎて、チョイチョイ間違えましてすみません。
でも懐かしいネタの数々にちょっと自身、楽しかったです笑

古いやつだとお思いでしょうが、、、そんな古いもものはいまのわたしがあるわけで、大切ですね。

さあ、このフレーズも昭和歌謡に刻まれました。
鶴田浩二歌唱、「傷だらけの人生」であります!
2017.11.19 Sunday | comments(0) | trackbacks(0)-

学生節

第2136回
この人この歌
〜ハナ肇とクレージーキャッツ〜

さて、土曜日は昼間は神保町の、学士会館での落語会です。
学士落語会って物凄く歴史が古く、ああ、私も呼ばれる立場になったんだなあ、と嬉しい限りです。

学士会とは旧帝国大学、北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の卒業生とそのご家族対象の落語会です。
いやはや、わたしには縁遠い感じではありますが笑、落語は落語、気負わず頑張っていこうと思います。

クローズの会の老舗の落語会ってのが案外存在しているんですね。
真打の独演会形式で、一般対象じゃなくて、しかも色んな真打が毎回出る落語会。
この学士落語会もそうだし、有楽町の電気倶楽部の独演会もそう、歴史がある。

あとは、ホテルや各企業の余興ではなく、がっつり独演会形式の老舗も全国に多い。
あとはお寺のおせがきや花まつりのクローズの独演会形式。
こういうまた一般対象じゃないが老舗の会に呼んでいただける喜びってのも落語家になるとある。

てなわけで明日はクローズからクローズへ。
学士落語会から足立十一地区在住の方限定の独演会。

なにはともあれ、まずは、神保町。あの街いくとなつかしや、学生さんの街ってのがなんか嬉しい。
渋谷の学生さん、ってえのじゃなくて、神保町の学生さんってのがなんとなくなつかしいかんじがするから不思議だ。

さあ、我らがクレージーキャッツ謳いました、いい歌ですよ、スマートだし、哀愁があるけど軽くてコミカルだけど皮肉だし。
なんとも東京の芸ですね、いきましょう、「学生節」でおやすみなさいませ〜。
2017.11.18 Saturday | comments(0) | trackbacks(0)-

あなた

第2135回
この人この歌
〜小坂明子〜

「あなた」って言葉がわたしは好きです。
ただ、いまは風潮か、新しい常識で、目上の方に「あなた」って年下が使うと失礼な風潮がとても嫌いだ。

あなたって言葉は、目下の人間が憧れている上の方、尊敬している上の方、心許している上の方に使う言葉。
だからやたらめったら目上の方だからと使うのではなく、そういう条件を満たした方に使用する、とてもいい言葉なのです。
わたしは結構な割合で目上の方に「あなた」って使うことが多い。
だからいつも思うんです。
それだけわたしより人生の大先輩のお客様で、「あなた」って使うことが多いからわたしは周りの方に恵まれているなあ、有難いなあ、と思うんです。

この「あなた」は同年代や、少し上とか下とかの「あなた」とは違い、本当に目下のわたしが心易い先輩に時々使う大切な言葉なんです。
ただ、いまは使いにくい。
風潮が変に新しくやりきれないのも本音です。
古典落語だって噺によっては、目下が上の人に「あなた」っていう。
もっと言うと、「あなた様」なんて、様まで付けちゃうわけだから、それだけ昔から「あなた」は大切なときに使うわけですよ。
昔の噺が実証しています。

そんな時代に戻らないかな〜
そして私の周りに「あなた」と呼べる素敵な先輩方がこれからもたくさんいらしていただくことを旨におやすみなさい〜
2017.11.17 Friday | comments(0) | trackbacks(0)-

島育ち

第2134回
この人この歌
〜田端義夫〜

さあ、これから北千住の沖縄料理屋さん、うるま島さんで落語会です。
ここの店好きなんです、はい!
スタッフの方々もみんな素敵だし、美味しいです。
落語と沖縄料理、全く合わないですが、笑、これはまあ、洒落てるととりましょう笑
最近またバタヤン聴いてます。
バタヤンで好きな歌は「玄海ブルース」と「梅と兵隊」と「街の伊達男」が私の基本の三本柱。
もちろんまだまだ好きな歌ありますが、基本三本柱から。
この三曲、バタヤンじゃないとかっこよくないんですよー。
「島育ち」は、バタヤン復活のバタヤンの昭和30年代を代表する歌になりました。
バタヤンが合わせた感じの「島育ち」。
だからね、落語も沖縄料理に合わせればよい。
って別に「時そば」を「時ゴーヤ」にするって意味じゃありません笑
いきましょう、いつまでも素敵だった、男が男に惚れますよ、田端義夫歌唱、「島育ち」です。
2017.11.16 Thursday | comments(0) | trackbacks(0)-

花笠道中

第2133回
この人この歌
〜美空ひばり〜

今日は久しぶりに県から県への移動。
普段から2、3カ所、慣れているが、都内でなくて、それでいて、慣れてない土地から土地への移動って異常にくたびれる。
埼玉三郷の独演会から千葉の落語講演会へ。
スマホといふ現代的なものになりかえって交通アクセスがわからなくなり、つまり調べ方がイマイチわからず、三郷で、千葉の行き方を教わりました笑

三郷から千葉っていったって、どう移動すりゃいいのか、皆目検討がつかず、その想像がつかないだけで、くたびれ感が半端ないのであります。
本当にスマホは便利ですね笑
全く活用できてません笑

いまやっと千葉に着き、少し休憩しています。
舞台立つ人間って、結局、移動がくたびれるんですね。
でもね、平日の昼間に仕事が2カ所もあるのはかなり贅沢なこと。
そして有難いこと。
感謝しなきゃいけません。
でも武蔵野線から総武線への乗り換えとか全く親しみがないからなんだかドキドキしてしまう。
分からないってのは人間不安なんですね。
石の地蔵さんに聞こうとしても石の地蔵さんもいないし笑
歌の世界だけですね。
いきましょう、美空ひばり歌唱、ご存知、花笠道中でーす〜。
2017.11.15 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0)-

朝はどこから

第2132回
この人この歌
〜岡本敦/安西愛子〜

なんとなく学校寄席ラッシュはじまりまたまた朝が早い。
だいたいは我々が学校に行き落語をやるが、たまに寄席にお子さんがご来場いただき、寄席の昼席前に開催されることがある。
今朝がそうでした。
上野鈴本演芸場の学校寄席って、なぜか昔からわたしトリが多い。
寄席での学校寄席は番組が決まっていて、まず、二つ目さんと前座さんとお囃子さんが高座に出て、寄席囃子教室。
実際に寄席囃子の実演をみていただく。
これは昔から二つ目さんが司会。
わたしもずいぶん二つ目時代やりましたよ。
面白いのはその司会の二つ目さんのやり方がみんな違う。
今朝はなな子さんでしたが、またわたしとは違うアプローチ。
で、寄席囃子教室のあとが、二つ目さんの落語。
そのあとが、曲芸か曲独楽が多い。今朝は和助兄さんの曲芸でした。
で、そのあとが、漫才。今朝はホンキートンクさんでした。
でヒザ(トリ前)はだいたいは紙切りが多い。今朝は楽一さん。

で真打トリ、って感じです。
いやはや、ネタがだいたい、お子さんの場合は決まってますから、つる、子ほめ、平林、牛ほめ、初天神、等々の奪い合いだ笑
だからトリは緊張します。
まさか、金色夜叉ってわけにいかないでしょ笑

おはよう〜から始まる学校寄席。
将来、寄席にたくさんご来場いただきたい、そんな気持ちでおじさんたちは頑張るんです!笑

「朝はどこから」岡本さん、安西さんの歌唱です。
ではこれから池袋演芸場へ。
2017.11.14 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0)-

加賀の女

第2131回
この人この歌
〜北島三郎〜

今日は上野鈴本演芸場、落語協会カラオケ同好会の特別公演にご来場ありがとうございました!

お蔭様で無事に?笑、終わりました。
やっぱりプロの歌い手さん、出光仁美さんが入るとしまりますし、また、我々も様々な趣向で、時間通り終わるところなんざ、ああ、やっぱり寄席芸人だなあ、と、思いました。
わたしも司会でつめたり、のばしたり、歌い手さんの皆さんも?笑、つめたりのばしたり、かなりの暗黙の了解でのかけひきです。
だって台本なんざないですからね笑

そこは暗黙のかけひきだけです。
最後はやっぱり加賀の女で終わりたかったんです。
今日、説明もありましたが、あの歌は落語協会第二歌みたいなもんで、笑、協会員ならみんな分かる暗黙の最大お決まりパターン。
皆が出てくる間もひきかたもまあとにかくドンピシャ!笑
いやはや素晴らしいですよ、身についている寄席修行といふものは笑
ありがとうございました!

では今日の興奮を再び!
「加賀の女」、歌唱、北島三郎さんです。
2017.11.13 Monday | comments(0) | trackbacks(0)-

お座敷ロック

第2130回
この人この歌
〜五月みどり〜

これから代々木上原のけやきホールで古賀先生がお作りになった鶯芸者歌手の皆さんの特集の講演会。
わたし色々仕事しまっせ。

久しぶりに五月みどりさんにお会いします。
人間不思議であいだすと会うんですよ。
来月は二回ご一緒します。
鶯芸者歌手とは芸者さんが歌手になる、昭和初期からの歌謡曲の本寸法の系譜です。
戦後は随分減りましたが、芸者さんらしい格好で歌う歌手の皆さんも鶯芸者歌手とわたしはカテゴリーにいれてよいかと思います。

五月みどりさんもまた同じスタイルでこの世界のスターになりました。
懐かしい唄を数々御存知の五月みどりさんの登場はうれしい。
わたしはあくまで落語家です。懐かしい唄と五月みどりさんを充分にご堪能くださいませ。
さあ、五月みどりさん、コロムビアデビューは、この歌でした、「お座敷ロック」をお送りしますー。
2017.11.12 Sunday | comments(0) | trackbacks(0)-

懐かしのブエノスアイレス

第2129回
この人この歌
〜渡辺はま子〜

今日は、鈴本演芸場の
たい平師匠のトリの芝居の千秋楽。
打ち上げでモツ鍋屋に行きました。
懐かしい寄席の思い出をみんなで話しました。
講談の貞丈先生のちょっぴり色っぽい話から、たい平師匠がめちゃくちゃ似ている物まねを披露。
我ら世代は本当に爆笑のがっつり似ている物まねなんです。
たい平師匠の物まねと言えば本当にそこつくんか、って物まねばかりで好き。
なかなか皆さん真似しないところを。
たい平師匠の物まねで好きなのは、貞丈先生、手品のアダチ龍一先生、末広亭の杉田のおかみさん、しゅう平師匠、のん平師匠、源平師匠、このあたりまずやらない笑
しかも本当によく似ているんですよ笑

みんな前座のころの思い出があります。
そしてつらくて長い前座修行を楽しめるか、にあります。
普通、前座さんって真打の皆さんの着物は楽屋でたたみますが、中入りの真打だけは中入りで緞帳閉まるから広いからお客様に中入り中は緞帳閉まって見えないから、高座が広いから休憩中、幕の中でたたんでます。
それを開けちゃたことあった笑
前座が着物たたんでるのをみせちゃうの笑
こんなハプニング、いまの寄席ではまずないですね。
私らのころはなんか怒られても楽しまないと、つらい、ってのがありましたからのべつありました、こんなこと。
操り人形のニューマリオネット先生ってのがいて、テープにあわせて操り人形をやります。
テープかけないで前座が影マイクでテープの真似やって先生方おりてきてめちゃくちゃ怒られました笑

極め付けは手品の先生が高座で使う生玉子ゆでちゃって、ゆで卵にしちゃう笑
先生知らないから高座でいくら卵割っても割れない!そりゃそうだ、卵ゆでちゃってんだから笑
当然怒られました笑
悪い前座、沢山いました。
でもね、みんな本当につらい修行してました。
このくらいしないと、前座修行本当にきつかったんですよ、いいわけですが笑

よいことじゃないです。
やっちゃいけないことです。
でもやっちゃうんです。
この心理が、前座修行した人にしか分からない、塩梅なんですよ笑

思い出すと二度と前座はなりたくないが、でもあとで共有できる喜びがいまあるんです。
だから寄席の世界って本当に不思議です。
今日、そんな話をしていて、本当に懐かしかった。
おはまさん、いきましょう、「懐かしのブエノスアイレス」、渡辺はま子歌唱です。
おやすみなさい〜

2017.11.11 Saturday | comments(0) | trackbacks(0)-

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