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出港前夜

第1904回・この人、この歌

〜青木光一〜

3月21日がやってきました。
去年の今日、わたしには忘れられない、上野鈴本演芸場、真打昇進披露興行がいよいよスタートをしたのだ。
去年の3月21日、本当にその日を迎えた瞬間に私はがっかりした、お客様には申し訳ないが…。

だって鈴本でトリをとる自信なんざ、3月21日、ますます、失っていくのですよ、朝から。

あの恐怖はもう二度と会いたくない。

生涯で一度で充分である笑

いま、改めて去年の今日を思い出すが、残念、まるで記憶がない。

とはいえ、覚えているのは、出囃子がバシバシ鳴っているのであろうが、お客様と同業者の拍手で全てかきけされ、まるで無音の中を舞台に上がった記憶。

とにかく「扇の的」であるが、なにを喋ったかもわからない。

次のいまね記憶は、上野の打ち上げで焼肉屋にいる自分…。

でも主役ってこんなもんです。
周りがしっかり支えなきゃいかんです、あとは。

今回の五人の新真打、わたしには思い出深い五人です。
是非とも、上野→新宿→浅草→池袋→国立、といよいよ本日から真打披露興行がスタートいたします。

是非とも足をお運びくださいませ。

いよいよ、真打といふ船が出港をいたします。
正直、わたしは一年が経過しますが、かなり幸せな真打だと思っています。
仕事も減ることなく、変わらず忙しくさせてもらっています。
ありがたいことです、いまの御時世で。

1日1日に感謝します。
真打になると仕事が減るといふならわしに全くぶつからなかったこと、感謝以外のなにものでもありません。

新しき真打が誕生するたびに、いまの自分に感謝しています。同時にお客様に感謝しています。

また真打誕生の面白いところは全員が全く違う船であることだ。

我々のときもそう思ったし、これからもずっとそうだと思います。

どの船がいいとか、わるいとか、この選択はご勘弁いただきたい笑
しかし、どの船に乗ろうか、これはお客様が大いに選んでいただけます。
だって落語はどれも嗜好品ですから。

また新真打誕生をきっかけに落語を、寄席を愛していただけたらと思います。

出港の銅鑼はまもなく今夜鳴ります。

また一艘、新たな船の御披露目であります。

真打が新真打誕生で思うこと。これ、皆さん共通していると思います。
自分が真打になったときの瞬間、必ず思い出します。
そして、思い出す度に、初心に戻れます。
落語界って上手く出来ているなあ、と思います。

楽屋に行ってもみな「明日から披露興行だね」と話題になります。

みなその瞬間、自分の真打披露興行を思い出すんです。

いま、この時間、一番思うところが新真打の皆さんは感じているころでしょう。
自分がそうですから。
そして、改名する人は今までの名前とさようならをします。
ちょっぴり寂しくなったりします。
人それぞれ、様々な想いが交差する「いま」。

新真打の師匠方、誠におめでとうございます。
共に修行をした仲間の出港は特に嬉しいです。

皆様もどうぞ寄席にご来場ください。

歌は「出港前夜」歌唱・青木光一であります。
2017.03.21 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0)-

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2017.06.22 Thursday | - | --

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