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月に告ぐ

第1906回・この人、この歌

〜岸井明〜

「月に告ぐ」はお馴染み「月光価千金」であります。
わたしは、この歌を聴く度に、岸井明といふ方にお会いしたかったと思う。

岸井明の歌は数々あります、皆どれも聴く度に優しい気持ちになります。

「月に告ぐ」は作詞が岸井明本人です。

お月様さえない、あたしの心、明るくまんまるく、なりたい心

と、歌い終えます。

なんとも優しい心になります。

いま、日本はなんでも「ドメスティック」なことが流行りすぎているように思います。

演芸もそうかな、と。
笑わす手法として「毒」が受けるのはやはりちと寂しい心になります。

笑いの中の毒、は、大いに「芸」ですから、それは大いに良いなあと思います。
ただ、いま、「毒を吐く」のみが流行るのがイマイチわからない笑

そして、世の中も、ドメスティックが主流になりつつあるのが、傾向が嫌といふよりも、あまりにも安直だなあ、と思います。

平和を叫ぶことなのにドメスティックだったりとか…もはや矛盾も無き風潮も首をかしげたり。

笑いの中の毒、ってのは、本当に素晴らしい芸ですねー、って、あまりに高技術なためつくづく感心いたします。

「毒」が生きるのは、やはり、根本、根底にある、「やさしさ」が無きゃ生きないんです。

その調整、バランスが「芸」だから、あゝ、難しいと思います。

岸井明の歌声は徹底的に優しいし、とことん愛嬌がある。
その上、技術が高い。

なぜこんなことができるんだろう。

と、難しく考えてきたが、実は簡潔でして、自分のやっていることにどれだけ「ポリシー」があるのか、だと思いました。

わたし自身を振り返ります。
いまの自分の芸風にどれだけポリシーがあるか。
ちゃんとしたポリシーがあれば、何を云われたとしても、堂々とやり続けることができる。

まさに先代三平師匠、円歌師匠、談志師匠、円蔵師匠、先代小せん師匠、先代文治師匠、柳昇師匠、痴楽師匠、先代歌笑師匠、彦六師匠…

そう、みなさん、我が芸をやりつづけたポリシーの芸でございます。

ビングクロスビーを愛してリスペクトした岸井明があの優しい歌声をこさえた、そこにポリシーの全てを感じます。

優しい歌声、優しい心、いまの時代、本当に欲しいこと、だと思います。
2017.03.23 Thursday | comments(0) | trackbacks(0)-

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