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くちなしの花

第1925回・この人、この歌

〜渡哲也〜

上方演芸界の重鎮、漫才の京唄子師が数日前にお亡くなりになった。

FMカオン「たけ平の楽語の時間」でも5月か6月には追悼で唄啓漫才を放送予定です。

テレビや新聞で訃報を見ると「渡る世間は鬼ばかりで活躍ー京唄子さん死去」とか多く、もちろん、女優としてもご活躍でしたから間違いないし良いのでしょうが、やっぱり、私はね、漫才の重鎮、京唄子さん死去じゃないと嫌なんです。

だって、唄啓の唄子師ですよ!

なんだか最近の訃報情報には寂しくなるときがあります。

漫才師・京唄子。
やっぱり、上方演芸界の重鎮でしょう。
本当に上方演芸の一時代を築いた師匠です。

わたしは残念ながら唄子先生にお会いする機会がなかった。

もし晩年まで漫才をされていたら、と、思ってしまいます。

唄子先生の人生と「異性」、この波乱万丈、そして、芸人の宝、心、技、全てを持ち合わせていた先生だと思います。

だからこそ、訃報のニュースには…
もういいか。

とにかく、「本物」を背負って立つ方々の訃報が近年続きすぎて身がもたない。
唄子先生も、もう二度と出てこない、本物中の本物の芸人さんだと思います。

我々が真似しよう、たって出来ないですよ。

いまよくお客様に「いまの芸人さんは真面目だ」とか「芸人らしくない」とか、たまーに、聞くことがあります。

が、いま、芸人らしくしたらしたで、そりゃもうお客様の憤りたるや…笑。

だから、そこにいま「芸人」と「お客様」が昔のまま今に至っていない現実があります。

昔の先生はね…とか、昔のお巡りさんはね…とか、

ではもしそれをいましたら…昔の○○は良かった、といふ方が率先してけしからん!とおっしゃるかもしれません笑

だから、そこに事実は成立していないんです。

とか、考えると「本物」が消え行く昨今、落語ブーム、落語ブーム、と沸くだけで果たして良いのかな…?もしかしたら、今後、「本物」が消え行くこの世界に何かが危惧されないのか…
わたしはどうも「本物」の消失ほどがっかりくるものはないし、わからない恐怖が来ます。

本物の芸人とはなんでしょうか?わたしが勝手に思う考えですから、流してください笑
,修侶歐佑凌誉犬鯢害鬚い燭蕾鬚ことに異常に時間がかかること。紐がこんがらがるだけこんがらがって苦労すること。
反感を買うときもある、批判を受けるときもある、しかし、ちゃんと正しいポリシー、ルールがあれば貫き通す。勘違いしないでいただきたいのは、ルール破りで反感買うは勿論入りません笑
正しい自信がある。大切なのは「正しい」ってところ。
た誉犬鬟優燭砲垢襦これも今じゃ勘違いで、家族のネタとか、自虐的であるとか、そういう小さなことではなく、あくまで舞台に出ただけで人生が座っている。立っている。横山やすし師、立っていて話す前から人生感じませんか?これです。
ダ里侶歐佑鮨鬚瓩討い襦どんなに大御所になっても本物の芸人さんって絶対昔のことに詳しいし、昔の芸人さんにかなわない、って百パーセント言いますね。自信があるのにここは絶対譲らないリスペクトが高座にある。
身内を相手にしない。よく来る人だけがわかるような話し方や内容は言わない。どこにいきなり出ても大きい芸をする。
Д廛薀ぅ戞璽箸ざっくりである。,筏侫僖拭璽鵑發泙針槓でしてね、なんだか全く私生活がかなり有名でもわからない。,筏佞世同類項。
┷戮い話をしない。全部が大規模なことしか掴まない。大切なのは大規模なことしか掴まないってところ。これが凄い。今後の将来についても自分の芸に関しても。古典をこまごまいじくりまわす、なんて痒くなるでしょうな笑
だいたいである。このだいたいってのが今ない。だから真面目と言われるのか。で、芸はだいたいって良いって言葉があるし、また、だいたいだから、当時はお客様が演芸を好きだって言ってた。いま、ちょっと言葉間違ったりとか、詰まったりとか、大変だもんね笑。だいたいが芸人の良さ、ってところはあまり肯定しないんだから、お客様も真面目なんでしょうか笑 それじゃね…笑
あ、もちろん、芸人はルールの中でだいたいって意味だし、手を抜くって意味じゃございませんから。
金。これが本物らしくて好き。つまり、なんだかわからない。儲かってるんだか、儲かってないんだかわからない笑。

まだまだあるでしょうが、本物の方々って、幾つか当てはまっている、ってレベルじゃなくて間違いなく全部当てはまっている笑
すごいね、どうも笑

唄子先生の人生って本物以外なんか言い様ありますかね?笑

たしか宮城千賀子さんのところに入ったのが戦後すぐだったかと。宮城さんっていえば銀幕のスターだ。

で、またいろいろ確か一座を転々とする唄子先生だけど、やはり凄いのは本物のところしか出会わないんですよ。
不二洋子さんの一座にいたこともある、って昔、テレビで唄子先生がおっしゃっていたような…

いいなあ、不二洋子!
うちのじいさん曰く、不二洋子と二代目の大江美智子が女剣劇ブームをこさえた立役者だといふ。

たしかに、大江、不二、中野、浅香と、女剣劇のスターは脈々とございます。

美ち奴、無二の親友、女剣劇の中野弘子さんは本の中で、「女剣劇のブームを浅草にこさえたのは、やっぱり不二洋子さんだ」とある。

そう、浅草で女剣劇は花開いたのです!
それからですかね、浅草には大衆文化が確実に根付き始めるのは…

話がずれてごめんなさい…笑
どうしても昔の芸能になると脇道、脇道と行く悪い癖、すみません。

てなわけで、京唄子先生は、こういう世界に揉まれ揉まれて、そう、様々な経験なんてえものじゃない、わたし覚えているのがタモリさんの笑っていいとも!って番組でお友達紹介してゲストが来るあのコーナー、テレホンなんとか、ってやつ。
あれである週が、なぜか、円蔵→米丸→京唄子と来たときが、わたしが高校生のときにあったんだ。すごいなあ、アルタだろうがなんだろうが、素晴らしいですよ、この週!笑

ちょっとヤングな番組に渋いのがたまらない、それちゃんとやるから昔のテレビって好きでしたね、ちゃんと本物ならば、ないがしろにしないのが当たり前ですが、好きでした。

で、そのコーナーで唄子先生がタモリさんに「そうね、怖いもの?全くないわ。自分の人生考えたら、もう何も怖いことない。むしろね、細かいことが経験ないから怖いですわ。芸人なら細かいこと気にしないからわからへんでしょ?」ってタモリさんにしゃべっていて、うーん、本当にそうなんですよね、本来、芸人ってのは。
いま自分がぺーぺーでも芸人だから思います。

昔、円蔵師匠に「バカ!芸人ははったりだ、はったり。自分の頭の上のハエを追わなきゃいけない立場でも真打になったら、そんな細かいこと気にしてちゃダメだぞ。いいか、いま、みんな間違えてる。真打の前に芸人だからな」

そうなんですよね、笑

本物ってのはね、正論なんですよ。

唄子先生のそんな転々とした時代からさあ、唄啓がコンビを組み、いよいよ、あの漫才が始まるのです。

そりゃ怖くないですよね。
唄子先生も逝っちゃいましたね。
本当に残念です。
我々ぺーぺーはもっともっと悲しまなきゃいけないんです。
けど…。

わたしは残念でしかたないです。
お会いしなくても生きておられただけで我々は勉強になっちゃう。お姿だけでいろいろ感じます。それが本物なんだなあーって。

さあ、唄啓漫才といえば、唄子先生がいじられたのは、「大きな口」でした笑
唄啓漫才で、好きなネタがある、「さあ、唄子さんに歌っていただきましょう、渡哲也さんの、くちなしの花、(ここで唄子師を見て)あっ、失礼、口ありの花、どうぞ!」
で、唄子師にどつかれる笑
ご冥福をお祈りいたします。
2017.04.11 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0)-

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