Calendar

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>

SPONSORED LINKS

Recommend

MOBILE

qrcode

Link

Profile

Others

Search this site.

Blog

<< 出船の唄 | main | その名はフジヤマ >>

南国土佐を後にして

__.jpg
第1927回・この人、この歌

〜ペギー葉山〜≪追悼≫


厚木のお寺で独演会中に訃報を聞いた。

ペギー葉山さん死去。

昭和二十年代デビューの歌い手さんで、紅白歌合戦の二十年代に出場されている歌い手さんも今や貴重でした。

わたしは個人的には「よみがえる歌声」(ワイズ出版)で、対談をお願いした。
歌手協会の石川さんはじめお世話になりました。
歌手協会の事務所で対談となりました。

思えば、「よみがえる歌声」って本は数々のスター歌手のみなさんの人生を本にしたものであり、様々なスターの歌い手さんと対談し、どなたとお会いしても非常に緊張した。
その緊張の中では岡本敦郎さんが一番緊張したが、そういう趣味の緊張ではなく、世間一般的に緊張したのはペギー葉山さんが圧倒的だった。
世間一般的緊張?書いていて支離滅裂だが、察していただけたら幸いです。

つまり、よくある緊張の瞬間が生活の中でおありかと思います。
そのわたしが生活している中で一番緊張したクラスに入るのが、ペギー葉山さんとの対談でした。

なんでしょうか、なかなか説明しにくいのですが、まず第一に現役一線で未だに精力的に活動されている、というオーラが対談場所スタートで、わたしの胸にドーンと響いたのです。

そのときわたしは心の中で、「こりゃ、えらい方と対談することになったな…」と感じたのを覚えています。

確かにこの本のご依頼をいただいた時に、対談形式にしたい、と、申し出ましたのは私で、ならば対談したい歌い手さんをリストアップしてください、と、言われ、その中に当然、わたしは大歌手ペギー葉山さんを入れました。
そりゃ草創期の紅白歌合戦の常連ですし、紅組の司会もされている。
戦前から活躍されていた歌い手さんの数々もご存知だろう、そして何より、「ペギー葉山」といふネームバリューが当然の如く、わたしにリストアップさせたわけです。

偉大なるスターのオーラを対談スタート時、もろにドーンと受けてしまったから「こりゃ、えらい方と対談することになったな…」となりました。

で、あのとき、覚えているのは目の前に座られたので、ドーンともろに受けた瞬間にわたしはペギーさんとハスになるように座り直した。

そのとき、ペギーさんが「わたしのこと怖い?」と笑われたが、わたしは内心「怖すぎます」ともちろん言わなかったが胸中ではヒヤヒヤした笑

そのくらい、オーラが発されていたのだ。

わたしのペギーさんの思い出はとにかく「まぶしい」の一言だ。
まぶしかった。
世の中を圧巻したペギー葉山さんと南国土佐を後にしての歌声で日本中のスターになり、歌謡界の大重鎮に対談時なっていたわけだから、もうまぶしくてまぶしくてならなかった。

むかし、テレビでペギーさんが「わたしね、写真を人と撮るときに色彩バランスが統一していないとなんか気持ちが悪いんです」
とおっしゃっていたのを思い出した。
それもあり、わたしは翌日の対談にかけたのは、内容ではなく、洋服だった。
なんせこの本は必ず、歌い手さんとのツーショットを撮らなければならない。
本にはモノクロで掲載するのは承知であったが、それでもペギーさんと対談時に撮影するわけだから、その色彩統一に正直悩んでいた。
で、前日に自分の中で出した結果が「赤を着ていくこと」でした。

これはかなり一か八かでした。
わたしのペギーさんのイメージはとにかく華やかなお衣装だった。
だからもしかしたら、華やかな感じの色合いをお召しになり対談されるか…わからないがそうかもしれない。
でもそう決めたんです、勝手に。
だから「赤」にした。

もし地味味にいらしたら、赤のわたしは間違いなく撮影で大しくじりかもしれない…でもやってみよう、と、赤にしたのです。

あのとき歌手協会の方で聞こえていた方いたのかな?
対談のあとの写真撮影でわたしがペギーさんの隣に行っていよいよ撮る段になりましたら、誰に言うでもなくペギーさんが「あら、ちょうどいい色合いだわ」とおっしゃったのだ。

そのとき、ほっとしてわたしも普通の笑顔がやっとこさ出ました。
そのときの写真です。

笠置シズ子さんに直接指導されたりなど、とにかくステージマナーの素敵な歌い手さんがペギー葉山さんでした。

もう、ペギーさん世代がこの世を去ってしまう時代なんですよね…
それがまた寂しい限りです。

ペギー葉山さんがいろいろな意味で思い出になる、そして世の歌謡曲ファン、そして日本中の人達に、そして後世に、やっぱり様々な代表曲がある中で、わたしはペギー葉山歌唱「南国土佐を後にして」を本日はお送りしたいわけです。

ペギー葉山さんのような、ステージマナーは、是非ともこれからも今を生きる歌い手さんに全て、全てですよ、守っていただき、後世に送っていただきたい。

わたしは切に思うんです。
何をもって本物といふのか、様々ですからわかりませんが、歌声以前に、流行歌・音楽・歌謡曲といふものをまずはちゃんと理解する。
当たり前なようでなかなか出来ないことを永遠にやり続けた、まさに本物。

ペギー葉山さんのご冥福お祈り申し上げます。
2017.04.13 Thursday | comments(0) | trackbacks(0)-

スポンサーサイト

2017.07.26 Wednesday | - | --

Post a Comment






Trackback URL

http://meikyoku-pei.jugem.jp/trackback/2532

(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.