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別れても

第1929回・この人、この歌

〜二葉あき子〜

昨日は三朝師匠の打ち上げにも参加いたしました。

まあ、彼はよくしゃべるしゃべるしゃべる。

話題が尽きない天才的なところがあります。

「よくしゃべるね、あなたは」

「そうです、わたしはよくしゃべるんですよ、しゃべるというのはですね…」

理由もおしゃべり。

「あなたうるさい、少し静かにしなさいよ」
「はいわかりました。でもわたしはこのどうも静かということはですね…」

返事もおしゃべり。

なかなかここまで個性的な咄家の誕生は久しぶりではないでしょうか。

不快にさせないおしゃべりってのは誰にでもできることではない。

彼とは切っても切れない仲であり、非常に思い出の多い男であります。

一番古い仲ではないかなと思いますね、この世界に入って。

そして、いろいろと世話になった男です。

私が真打披露時も総番頭として頑張ってくださり、いまは私は今までの何かを彼に返していかなければいけません。

また今回の4月中席で、三朝師匠の時に2日、出演を私がするといふのは本当に縁であります。

春風亭らしい爽やかな風が吹く高座は私も憧れる次第であります。

先代柳朝師匠よろしく脈々と続く江戸前な噺の運びかた、この気持ちよさが光るんだから誠に素敵なわけであります。

例え彼と別れたとしても自然にまた会える、非常にわたしには貴重な存在なんですよ、いかんせん、友達がわたしはいませんから笑

さて、春風亭三朝師匠の披露をはじめとして、今年の新真打披露興行は私には思い出がたくさん詰まった面々であります。

また、6月には三朝さんの地元大分にて真打披露がありまして、わたしが口上で並びます。

朝也といふ名前で親しまれてきた彼もこの名前と別れて、新しい名前、三朝が誕生いたしました。

でも所謂、落語の根幹は変わらず、ますます、わたしの憧れの的となる高座を展開しております。

さあ、歌の方では歌唱・二葉あき子「別れても」がございます。

この歌は戦後すぐの作品で、まさに愚しき戦であった悲しみとの決別を、特に強く、辛さをふりきるかのようにヒットしたんだ、と、歌手の安藤まり子さんがおっしゃっていました。

歌う二葉あき子さんは、男女の気だるさを数々歌い、この歌もそういうムードを持つが、戦争中、色恋のイの字も無かったあの空白を国民が平和への願いからの「ふりきる想い」から、あの時代に流行ったのではないかと思います。

色恋の別れ、惚れたはれたに重ねているだけで実はこういう歌が聴ける喜び、それはこういう歌を聴けば聴くほど、いまは戦争がもう無いんだ、その安堵に浸っているように思います。

出会ったときに必ず別れを覚悟せよ、といふ。
しかし、別れるといふのは出会えた証でもあるのです。

朝也といふ私にも親しみある名前と別れたことが三朝師匠といふ大きな看板へのスタートではないかと思います。

この度は誠におめでとうございます!!
2017.04.15 Saturday | comments(0) | trackbacks(0)-

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2017.05.23 Tuesday | - | --

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