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小指の想い出

第1931回・この人、この歌

〜伊東ゆかり〜

今日は春日井にて独演会。
色物のゲストで、動物物真似の江戸家小猫さんをお願いしました。

やはり、江戸家といえば「鶯の谷渡り」でございます。
いまの小猫さんも今日も抜群の鶯の谷渡り。

いろいろと楽屋や電車でお話できて良かったです。

ひいおじいさんの初代の猫八先生の話や、おじいさんの猫八先生の話、そしてこの間の猫八先生の話、いろいろと知らないことを聞けて貴重な時間でした。

そしてやはり「鶯」への想い、これは江戸家代々の大切な芸の継承。

江戸家の「鶯」は小指で鳴くこと。
これは本当に難しいと思います。

いまの小猫さんから今日聞いたのは、わたしは「鶯」ってのは、指の問題が重要なのかと思っていたら、他人の指を借りても鳴けるという。

いまの小猫さんは、お父さんの猫八先生に幼いころ、指を貸して小猫さんの指で猫八先生は鳴いたことがあったという。

これがやはりいまも感触として残っていて、どうすればいい音が出るのか、その感覚といふものを自分自身でわかるためには、自身の指で鳴いてくれたあのお父さんの感覚を思い出しながら芸を磨いてくようであります。
凄い世界ですよ、これは。
だから極論、指のかわりに海老でも種類によっちゃ「鶯」を鳴かせることが出来るそうだ。
海老の曲がり具合が指の曲がり具合と酷似していたら、海老で「鶯」を鳴かせることができる。

だから、指云々の問題ではないといふ。

こういうことは聞かないとわからない。

わたしなんざ、やっぱり、綺麗な鶯が鳴ける素晴らしき指の持ち主で、指に磨きをかけているとずーっと思っていた。

わたしは前々から危惧している、先人へのリスペクト。
小猫さんにはそれがちゃんと備わっていて、当たり前だが、誰にも負けない、まさに江戸家本流、本寸法の動物物真似第一人者であります。

初代の猫八先生、つまり、ひいおじいさんの音源を私も聴いたことがある。
初代の猫八先生ってのは、お笑い三人組の猫八先生ではありません。
いまの小猫さんの、ひいおじいさん。

小猫さんに聞いたら、私が聴いた初代猫八先生のレコード音源はかなり良い状態のレコード音源らしい。

初代猫八先生のレコードは数種類あるらしいが、わたしが以前聴いた音源はまだ日本にレコードが無く、外国の方が日本に来て、猫八先生の音源を録り、それを外国に持ち帰り、外国で作成したものだから、非常に音質がいいやつのようです。
お笑い三人組の猫八先生と先年亡くなられた猫八先生にいたっては音源は勿論、売れっ子のお二人でしたから、かなりテレビの映像も多く残されている。

その中でこのお二人の親子競演高座もたくさん映像に残っている。
今日、小猫さんに聞いたら、中でも出来が優れている親子競演映像は、意外や意外、先代猫八先生がおなくなりになる前年の笑点での猫八・小猫(当時)の高座が抜群だったようだ。

確かにお二人が出演したのは覚えている。
確かあの時期、笑点は、二十世紀の演芸名人特集で毎週やっていて、ウクレレ漫談の牧伸二先生や、東京コミックショー、円歌師匠の落語などを大喜利の前に放送していた。
あの時期の猫八・小猫競演が良かったといふのは演芸ファンのわたしには意外である。
だいたい歌の映像も最盛期にはかなわない。

しかし、あの競演は、先代猫八先生がもうお年で、フワフワって進めていく中で、当時の小猫先生が、突っ込みながら、丁度良いほんわかさを見事に醸し出していたとのこと。

本流の方に言われたんだから改めて見てみたい映像だ。

あと聞いて面白かったのは、初代猫八先生当時は、全国に勝手に「猫八」を名乗り、商売していた輩がいたこと笑。

わたしは勿論見たことないが、当時のチラシを保管されている今の小猫さんに聞くと、当時の地方のチラシには「江戸家猫八のニセ猫退治」と銘打っているチラシがあるという笑

地方で本物の猫八先生が名乗っている猫八と対決をして、ほら、俺が本物の猫八だと、舞台で競ったってんだから、面白い。

いまの小猫さんはちゃんとリスペクトしながら我が芸も磨いておられて、わたしは本当に脱帽の一言しかございません。

そんな小猫さんと共演する会が今年5月31日に池袋演芸場で開催されます。
是非とも東京の寄席色物の本流、江戸家の芸を寄席で味わってくださいませ。
5月31日、ご来場ご希望の方はhayashiya_takehei@yahoo.co.jpにお名前と枚数を明記の上、送信お願い致します。
チケット手配いたします。

たくさんの「小指の想い出」を聞きました。
歌は勿論歌唱・伊東ゆかりさんの登場であります。
2017.04.17 Monday | comments(0) | trackbacks(0)-

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2017.09.19 Tuesday | - | --

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