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ネクタイ屋の娘

第1934回・この人、この歌

〜古川ロッパ〜

最近、またロッパの随筆を中心に読み返している。

古川ロッパって喜劇人は日本を代表するエノケン・ロッパのあのロッパである。
わたしはロッパが大好きである。
実に東京らしいスマートな芸で芝居や映画やドラマや流行歌に声帯模写に漫談に文筆、等々、様々な面を持ったなんだろう、元祖タレントの高度な文化人も兼ね合わせた天才だろうと思う。
ただ、実際、同じ時代を生きていたら、ましてや、芸能の世界に同じくして身を投じていたら、果たしてロッパをどうみたであろうか。
様々なロッパの記述や記事を見れば見るほど、怖いのだ笑

人間性が怖い笑

しかしながら、誰も真似できない天才の極みであろう。
すぐにカッとなるし、しかし、弱者には優しい一面もある。
食べ物への執念物凄く、また他人の芸を見まくり、本を異常に読み、他の芸能にも造詣が深く、自分の芝居の評が記事になると、その評論家の記事を評する笑

場合によっちゃ喧嘩だわね笑
現実に喧嘩腰の記述も多い。
映画を愛し、芝居を愛し、役者なのに、寄席の高座も上がり、漫談や声帯模写の1席もやる、歌のレコードも多い。
地方巡業も物凄く、好きなものは好き、嫌いなものは大嫌い、とハッキリとあらわす。

しかし、戦後、それが仇となるかの如く、ロッパから人が離れていく悲しみの晩年が病と仕事量の減少で待っているのである。

芸人につきものの、良い時と悪い時。
他人事ではない。

晩年のロッパは、あの大スター古川ロッパか、と思うくらいに淘汰されてしまうのが、芸能ファンのわたしには辛く苦しいのだ。

歌い手、佐藤千夜子の晩年をふと思い出してしまう。
戦前の声帯模写の音源を聴いたり、流行歌や映画でのロッパは日本を代表する大喜劇役者だとすぐにわかる。
しかし、晩年の声帯模写の高座の1席を聴いたことがあるが、お客様の盛り上がり、え?あのロッパを迎える雰囲気か?と我が耳を疑うくらい、大衆には、懐かしすぎるくらいの過去の人を迎える体勢であるのが聴いていてわかるだけにつらい。
「ロッパさんってまだご存命だったんだ…」
の空気なのだ。

エノケンの名言「芸人は同情されたらおしまい」

これは私らいまを生きる芸人にもダイレクトに通じる戒めだ。

わたしは、どういう状況に置かれてもいついつまでも謙虚でいたいと思う。

いまが良くても悪いときは必ずあると覚悟しないとこの商売はやっていけない。
威張りに威張り、寄席に戻ってきたときに我が居場所は無くなるのである。

よく昔から歌い手さんや、役者さんは、過去の方となっても、はくがつき、貫禄や過去の栄光がまた我が財産になるといふ。

談志師匠が三橋美智也さんを「声が出なくてもいい、三橋さんがいるだけでいい」
これが見事に成立するのが、歌い手さんの世界である。

しかし、一切それが通じないのが、いまもむかしも、芸人の世界だ。

先日ご紹介した、お笑い三人組の猫八先生の「覆水盆にかえらず」の座右の銘は、まさに芸人共通認識である。

つらい世界だが、取り返せない世界、それが芸人の世界だと思います。

しかし、ロッパはそれに大打撃を受けたがやはり、未だにエノケン・ロッパと言われるわけだから、やはり大スターであるとわたしは思います。
また、先代三平師匠が好きなところが好き笑。
あくまでスマートな芸、ってのは憧れます、はい笑

さあ、大スター、ロッパの歌声でおやすみなさい。
2017.04.20 Thursday | comments(0) | trackbacks(0)-

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2017.06.22 Thursday | - | --

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