Calendar

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

SPONSORED LINKS

Recommend

MOBILE

qrcode

Link

Profile

Others

Search this site.

Blog

<< ヘッドライト | main | 岸壁の母 >>

水色のワルツ

第1956回・この人、この歌

〜二葉あき子〜

羽田空港におります。
これから数年ぶりの鳥取県米子の独演会へ。

今日は昼夜の独演会です。計四席口演予定。

米子って確か作曲家の高木東六さんが生まれたところではないかしら?

高木東六といえば、無類の歌謡曲、流行歌嫌いで有名で、非常によろしくない作品にはハッキリと否定的である。

家族対抗歌合戦の審査員の記憶の方もおいでかもしれない。

戦後すぐ、映画館で流れていた流行歌が聴こえてくるだけで寒気がした、とか、歌を大切にしない歌い手さんを徹底的に批判したりだとか、作品そのものにおもしろみがなかったり技術が欠けていたりちゃんと考えていないような楽曲にはダメである、と、ハッキリいい放った。

藤山一郎さんの娘さん市川たい子さんは、以前、わたしとの対談で、「高木先生みたいな方がいらしたから、戦後すぐの流行歌、やっぱり私は大変に素晴らしかったと思います」
と話された。

しめるところはしめる。だからまたその文化は花が保つ、わたしはそんな気がします。
もちろん、何かをその世界に言う立場でなかったり、的外れなご意見などは、どんな方でもごめんこうむりたいが、ちゃんとその世界のプロが若き人間に意見する世界といふのは実に素晴らしいことである。

下の人にちゃんと怒れる人がいる世界の規律たるや素晴らしい。

ただ、怒る人は、イメージを損なうかもしれない。しかし、上に立つ人はそこも顧みずにぜひとも意見していただきたいです。
それがその世界をいつまでも新鮮に保つ秘訣だと思います。

しかし、本当に外部からの意見はしっかり精査しないと、ただの罵倒であったり、愚痴めいた苦情であったり、それは精査が必要で、その世界の新鮮さには繋がらない。
これがまた勘違いされる方が多くて…笑
わたしが言ってあげないと…
どんなに正論でも、そこはその道を修業した人にお任せをしないといけない。

まあそれは置いておきます。

いま、どうですか?
「昔の歌は良かったなあ」と振り返る先輩方がたくさんおいでになる。

わたしもそう思います。しかし、そんな数々の珠玉の作品を当時から、高木先生は「愚作の骨頂。だから歌謡曲は嫌いだ」とある。

あの素晴らしき名曲の数々ですら、高木先生には「なんたる日本、あゝ、昔は良かったなあ」なんだから、恐れ入ります笑(恐れ入谷の鬼子母神、も言わなくなりました。ちなみに円丈師匠は、恐れ入谷の家具センターって言ったっけ笑。全国的に有名な家具センターが入谷にあったから。実にくだらなくて好き)


さあ、そんな歌謡曲嫌いな高木東六さんが好きな歌謡曲もございました。
そんな歌謡曲の数々は本当に優れていたのでしょう笑

で、歌謡曲嫌い高木東六作品の流行歌もございます。やっぱり高木作品、ちょいと他の流行歌とはまた違うメロディですから、きになる方はぜひともお聴きください。
「空の神兵」が戦時中できます。
確かにこれ、戦争中の歌か?といふような見事な楽曲です、はい。

そして戦後はお馴染み「水色のワルツ」。
水色のワルツってカクテルが出来るくらいヒットしたわけです。
作詞・藤浦洸、作曲・高木東六、歌唱・二葉あき子。
あの旋律、歌謡曲か?歌曲か?
人呼んで「歌謡曲の最高傑作」と言われました。

高木先生がこの世を去られたあとも、あの「わるいものはわるいもの。この世界が好きゆえの否定。」
落語の世界も同じです。

こういう世界がはるかに上回る最高傑作の誕生が期待できるわけでございます。
東京は雨。みなさん、お気をつけくださいませ。

わたしはね…眠いですー。
2017.05.13 Saturday | comments(0) | trackbacks(0)-

スポンサーサイト

2017.09.19 Tuesday | - | --

Post a Comment






Trackback URL

http://meikyoku-pei.jugem.jp/trackback/2562

(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.