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人生に乾杯を!〜平成〜

第2041回・この人、この歌

〜コーヒーカラー〜

今日は千葉県にて久しぶりに小円鏡・文菊・たけ平が揃いました。

全くネーミングには意味を持たない笑、小円鏡兄が名付けました、「東京オーガニックボーイズ」。

このオーガニックボーイズとしての三人会の本公演は今回、四年ぶり、31回目であります。

四年ぶりですよ、本当に久しぶりに開催しました。

今までは三人の自主公演でしたが、今回はこのグループを買ってくださいまして、ちゃんと営業仕事として伺いました。

ぴったり、決めていました、30回で一応のピリオドとしていました。

でも今回、お話をいただいて久しぶりに三人揃いました。
四年の間にそれぞれ畑も変わり、また集まるってのは実に善きこと。

しかも意外や意外、三人がそれぞれでも同じ協会なのにあまり会うことがないんですよ。

やはりそれぞれがそれぞれの立場で仕事をしているんだなあ、と再認識しました。

実はこのシリーズ、なかなか人気あったんですよ笑

第一期は北千住でやっていました。第二期は赤坂でやっていました。そして最終期は神保町のらくごカフェで数回やり、通算30回。
最終期がらくごカフェってのは、まだ当時、らくごカフェ自体が無かったんです。
それだけでも落語地図の数年での変貌を感じます。

当時の二つ目は会場探しだけでも必死でした。無いんですもの、らくごカフェや連雀亭やミュージックテイトや文七のようなところは。

我々世代までは、やっぱり落語家は寄席主流、寄席優先と教わってきました。
だから寄席以外のところで会をやるのはいろいろな意味で本当に大変でした。
だから必死でした。

だからオーガニックボーイズってのは、聴いていただくとわかりますが、冒険や改革をしない、あくまで普通にやる高座、それは根底に寄席主流の観念があり形成されたわけで、自分の持ち場を大切にし、寄席芸をやろうといふ目的で出来た会なんです。
それは時代で、当時は寄席主流芸が当然でしたから。
だから今回、久しぶりに公演に出演してつくづく思ったのは、相変わらず、寄席で聴く安心芸の口演なんです。

今日、楽屋に来ていただいたお客様が数名いらっしゃいました。第一回のオーガニックボーイズから全部いらしたお客様が結構、今日ご来場いただいたようで懐かしくて聴きに来たとのこと。

オーガニックボーイズは、突飛なことはやりません。普通の落語の面白さを普通に自分のキャラクターに合ったものをお客様に伝えていき、落語全体、あゝ、落語は面白いね、の、意を汲む。
それがオーガニックボーイズ公演なんです。

これは寄席芸の大切さを感じてないとブレズにやるといふ公演にはなりません。
あくまで寄席落語の外版である。
それがオーガニックボーイズの根底です。

今日もみんながみんな変わらないね〜って高座でした。もちろん、良い意味で笑。
先ほど申し上げたように会う機会が激減していますから、各々の寄席芸を聴くことが久しぶりでして、だからこそ、あゝ変わらないね、って話です。

昔開催していたころはよく先輩方に若手最後の寄席継承の会、といわれたこともあったんですよ笑

力云々は別として笑、ベクトルはそこを本流に置いていましたから嬉しかった記憶があります。

オーガニックボーイズが終わったころからですかね、落語でバトルしたりとか、後先考えない自らのワンマン高座のしのぎ合いが若手落語会の主流になったのは…たまたまピリオドを打った時期と重なりました。
でも今思うとたまたまでなかったのかもしれませんね。
そういう雰囲気が落語界若手に広がりはじめたころ、確かにオーガニックボーイズの士気は下がっていたかもしれません。
オーガニックボーイズは保守中の保守です。
「いつものことをいつも通りやる」。これがモットーです。

解散したんですか?とかたまにまだ聞かれますが、解散はしていません笑
今日もやったくらいですから。
ただ、「いま」、それをぶつけて感じるところが、落語世界にその器があるのか、ってところでお休み中、って感じです。

いつものことをいつも通りやるが三人が同じではない。
自分らしさで高座をつとめ、次に渡す、つまり「寄席」論なんです。

勉強会でもネタ下ろしの会でも稽古会でもなく、寄席の延長の会です。

それがオーガニックボーイズ論であります。

今日の千葉の楽屋でも久しぶりに会っても話すことは、寄席のことばかり…なんら寄席の普段の楽屋と変わりません。

久しぶりでもこの会の根底がある以上、年月、間隔があいても皆無意識に戻ります。

変わったこと?それは皆確実に「老けた」、それだけです笑

皆、真打になった、とか、そういう意味では様々変わっているのかもしれませんが、なんら根底に狂い無しなんです。

それが一番嬉しかったです。
オーガニックボーイズは寄席論ですから、今日も久しぶりに公演しても相変わらず、皆帰りはバラバラです。
寄席って出番終わるとバラバラなのと同じ。

小円鏡兄は自宅へ一度戻り夜の仕事に行き、文菊さんはJR、わたしは京成。
久しぶりにやった特別感がないところが、またオーガニックボーイズが寄席と同じ論理である証ですし、だから間隔があいてもすぐに開催できるゆえんでもあります。

それぞれの人生は共有せずにそれぞれがそれぞれ、責任を果たす。

また明日から皆バラバラです。
寄席に出る者がいれば、地方に行く者もいる、都内の勉強会をやる者もいる。
何も互いに確認しませんが、今日が無かったかのようにまたバラバラです。

しかし、いくら会わなくても、根底の論理は誰一人変わらない。
それがオーガニックボーイズなんです。


今日、久しぶりに楽屋で三人揃ったときは、まるで乾杯したかのような心持ちにはなりました。

それぞれ、普段、苦労や楽しみ、がある中で、それぞれの四年が久しぶりに一つになったような気がしました。

他人の人生に参加するつもりはありません。しかし、我々は垣間見ることをします。
その人の高座を袖で聴くことで久しぶりの四年の間隔の中を少しずつ埋めていくんですね、不思議と。

今日は乾杯かな?「人生に乾杯を!」そんな心境です。

オーガニックボーイズ、またどこかでふと、お会いするかも?しれません?

うーん、やるかな、いや、どうかな?笑

またお会いする日までさようなら〜。
2017.08.11 Friday | comments(0) | trackbacks(0)-

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