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支那の夜

第2138回
この人この歌
〜渡辺はま子〜

本日、横浜にぎわい座独演会でした。
ご来場ありがとうございました!

横浜といえば、お馴染みおはまさんです。
あの甲高い声がどうしても好きで仕方ない。

そしてチャイナメロディの女王の名に劣らぬ歌い手さんであります。

今日は「おせつ徳三郎」通し。
なるたけ後半の「刀屋」のくだりは軽くしました。
人情噺でもなく、滑稽噺でもなく、といふのが、わたしの「刀屋」のポリシーであります。

感動とかこの噺必要かな、とも思うんです。
それよりもこの男女、ああ、若いよな…ってところでしょう。
そこもまたポイントです。
刀屋のオヤジがポイントではなく、最重要ポイントは、そう、若いっていいよね、だとわたし思うんです。

まず、青春落語である。ということ。
そして、若さゆえの奔走ぶりとその感覚。
これがポイントだと思うんです。
つまり、誰しも一度は、うん、こういう感覚あるあると思っていただける。そんな噺です。

いま、なぜか「刀屋」を重くやる傾向がある。
わたしはそれが悪いなんて思ってないです。
しかし、わたしは、重くやることに非常に違和感を感じるんです。
何故なら、そんな、ぽい噺に持っていって、最後、筏で救われて、川に飛び込めなかった…そんなコントみたいな終わり方なんですよ(笑)
だったら、サゲがそうということは、つまり、うん、そういうことです(笑)

そんなに重くやる必要性が全くサゲと矛盾している。

と言うことは、噺全体の矛盾を生むんです。、
重くやるところは1カ所、おせつと徳三郎が橋で再会するところだけかな、と(笑)

あとは、若さゆえの奔走ぶりの若干滑稽である、というくらいの描き方が充分かと思います。
ふーん、若いって美しすぎて痛いね…!ってことでしょ、この噺。

だから筏で死ねなかった、間抜けなところが光るんです。

つまり、あのコントみたいなサゲ、あれがあるからこの噺は落語なんです。

あれがなきゃ芝居ですもの。
サゲがあんな感じなんだから、大作ではなく、長い青春落語と言った感じです。


だからこそ、都市を重ねていってこの噺はよくなる、何故なら、歳をとると、青春の甘酸っぱさが自然失せます。

そんなとき、噺家が「ああ、俺にもこんな青春があったよな…」って懐かしく語っていく噺なんです。

だから、わたしは会話形式ですが、はっきり言うと随談回顧録に近い噺と取ってしまうんです。

そんなくらいが、落語ではないかな、そう思っています。

昨日の稽古部屋よりも軽めにしてみました(笑)

だから、稽古部屋の有り難みってのは、今日みたいなときに分かるんです。

さあ、おはまさんが青春だった方には懐かしい、「支那の夜」お送りいたしますー。
2018.06.17 Sunday | comments(0) | trackbacks(0)-

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