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新宿ブルース

第2161回
この人この歌
〜扇ひろ子〜

新宿末廣亭。
なんとも哀愁がある寄席だろうか。
これはむしろ賞賛でして、いま、この雰囲気を出すのはなかなか容易でない。

だから我々芸人も高座上がり甲斐があるってやつです。
まず高座に床の間がある。
いわゆる寄席典型の形。
そして、ガラス戸が当時の都会的ムードがあり、その矛盾たるや、新しい戦後幕開けを告げている。
建築様相といい、また桟敷席のありのままといい、たまらない。
わたしが子供の頃通っていた末廣亭は、さらに休憩になると、おせんにキャラメルと売りに来ていた。
それが杉田恭子さん。
当時の席亭自ら売り子をしていたのだ。
夜席の平日、そのおせんにキャラメルが、あの高き天井にスコーンと響いてたまらなかった。
なにをとってもいちいち哀愁があるんです。
それはいまの落語界が忘れかけている、落語本質をえぐる必要事項であります。

あの空間で文楽志ん生といった名人は勿論絵になるが、先代三平師匠があの空間に駆け足で上がったらどうだろうか?
わたしは当時を、見たくて仕方ないのです。
まさにスターまでも末廣亭の空間にのまれるのです。
お客様は勿論、木戸をくぐるだけであの雰囲気にのまれます。
独特のプログラムがまた変わらなくて良い。
そして、今や末廣亭だけでしょう、芸人のめくりがはめ込み式のものは。
あれもまたいい。
うまい前座さんになると、わざと、あの芸人の見出し看板を綺麗に高音でスコーンとはめるのだ。
その音がまたたまらない。

末廣亭は毎日がブルースです。
学校寄席のあと、末廣亭に向かいます。

新宿ブルース、歌唱は扇ひろ子さんです。
2018.07.13 Friday | comments(0) | trackbacks(0)-

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