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幽霊は踊る

第2175回
この人この歌
〜コロムビアナカノリズムボーイズ〜

さあ、牡丹燈籠の中より、「御札はがし」です。

来月口演予定ですが、ごめんなさい、全くまだ覚えていません。
自慢してはいけない…。
しかし、まだまだ覚える前にやらねばならぬことがあり、非常に焦っています…

恐らく8月に入ってから読み始めて滑り込みで口演となりそうな予感…

弱りました…

怪談噺ってのは、落語の場合、ホラーでなく、あくまで、「情恨」とか「情怨」といったところでしょうな…

美しいゆえ、怖いといふ作品ばかりです。

悪い人間でないだけにタチが悪い…なんて言葉がありますが、語弊がありますが、それに近いかもしれません。
本当に怖がりたいなら、映画館へ!とオススメします。

人の怨念ってのは、残るんですよ、って噺です。

怪談噺のわたしが好きなところは、登場人物が人間の本能剥き出しになるところです。

あくまで大衆性の上に成立している噺かと思います。

だから、建前だけでその場を乗り越えようとする者あり、理性を失い本能で動いてしまう人間あり、どちらにせよ、人間らしいところがイキイキと描かれています。
しかし、難点は、尺が長いのと、お客様の退屈がなんとなく予想されてしまうところでしょうか笑

確かに仕方なく、映画ほどの分かり易い怖さではないからです。
よくよく考えたら、ギャーッと叫ぶよりも怖いよね…人間って…ってところが核なんです。
金のために、名誉のために、人は時に体を売ってしまう…我が観念までも売ってしまうことが、ある…怖いよね…本能って…ってところです。

円朝作品ってのはみんなこれがテーマになっています。
怪談噺でなくても、「芝浜」だって「死神」だって、みんなここがあるんです。
人間ってのは、心が崩壊したら突っ走る…それって怖いよね…なんです。

そこに、怪談じみたことが加味されていくのが、円朝作品の「真景累ヶ淵」とか今回の「牡丹燈籠」になります。
今回は「牡丹燈籠」の一部、「御札はがし」ですが、これは、「真景累ヶ淵」でいえば、山場「豊志賀の死」と同じようなクライマックスの一つです。
ただ、退屈が襲ってきたらごめんなさい…笑

わたしら落語家にとって1番怖いのは、筋よりもお客様の睡眠促進の恐れ…これが1番怖いかも…笑
2018.07.27 Friday | comments(0) | trackbacks(0)-

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2018.12.13 Thursday | - | --

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