Calendar

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

SPONSORED LINKS

Recommend

MOBILE

qrcode

Link

Profile

Others

Search this site.

Blog

<< 恋人も濡れる街角 | main | 暁に祈る >>

うそ

第2187回
この人この歌
〜中条きよし〜

最近、お稽古を失礼ながらつけることがらつづいています。

基本的にわたしはうまくないので、お断りすることもありますが、地噺に関しては、継承芸を強く希望しているので失礼ながらお稽古つけております。

今年はもうすでに「西行」二人、「目黒の秋刀魚」二人、「紀州」一人、「お血脈」一人、「大師の杵」一人と、地噺のお稽古が多いです。 

地噺の基本様々ありますが、一つのポイントとして、「ウソを堂々とつく」これもあります。

ウソをつく、ではなく、堂々とつく、です。

地噺ってある種、説得芸です。
はったりも芸のうち、とまで言わないけれどその観念はあって良いと思います。

はっきりウソをつく、ってのは、大切なところであります。

でないと特に成立しないのが「目黒の秋刀魚」です。

地噺の殿様であるとか、お武家であるから、漫画チックな描写でよいんです。

つまりサムライ言葉やなんかをしっかりやればやるほど、堅苦しくなり、地噺なの?と錯覚を起こし、井美があまりなくなるんです。

が、いま、「目黒の秋刀魚」、わたしみたいにやると「地噺みたいですね」って言われた笑

地噺ですから笑。本来は「金色夜叉」みたいな感じです。

いまは滑稽噺の部類に入れられそうなくらい、「目黒の秋刀魚」はそのジャンルを無視されてきているのかもしれません。
ただ、「戦乱の折、馬無きときはいかにして闘う?」「はい、御徒(かち)にて闘います」とか、このあたりをしっかりちゃんと台詞回しすればあとは漫画ですね。

極論、一カ所2カ所しっかりしていればいい。
しっかりしているのを一カ所入れれば、「やればこいつ本当はちゃんと出来るのかも?」とお客様への説得力が増すわけで、これが地噺のポイントであります。

あとはあくまで「地」で進めないと、地噺ではなくなってしまいます。

あとは毎度申し上げます、「落語のウソ」といふのがあります。
これは地噺に限らず落語には全て「落語のウソ」が含まれます。
そこを絶対に突かないように楽しんでお聴きくださいませ笑

その「ウソ」を追求した瞬間、落語はとてつもなくつまらないものになります。
矛盾があって、そして、ウソあるからこそ、筋道が通る、いや、噺家が筋道を無理に通しているのかもしれませんが、どちらにせよ、「落語のウソ」が落語そのものを成立させています。

てな話をお稽古では言っております。
さあ、こんなウソは、哀しいですね、中条きよしさん歌唱、「うそ」です。
2018.08.09 Thursday | comments(0) | trackbacks(0)-

スポンサーサイト

2018.10.20 Saturday | - | --

Post a Comment






Trackback URL

http://meikyoku-pei.jugem.jp/trackback/2996

(C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.