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悲しい酒

第2221回
この人この歌
〜美空ひばり〜

今日は立て続けの訃報となりました。
落語協会所属のキセル漫談ひびきわたる先生が死去されました。
お元気だっただけに協会員一同、驚いています。
最近も個人的には美智先生とわたしとひびきわたる先生という凄いメンバーで食事にも行きました。
寄席にも八月下席までお出になっていたらしく、まさにギリギリまでお仕事をされていたということですし、わたしとしても、え?お亡くなりになったの?って感じなんです。
本当にお元気だったんでびっくりしています。

先日、お食事を浅草でした時、昔の昭和の演芸の裏話や、今はなき、松竹演芸場の話などたくさん聞きました。
そうですね、一言でいうと、タバコと酒をこよなく愛していた先生でした。
落語協会員とおなりになってからは所属は短かったんですが、芸人歴としては、50年以上超えた、そして、ひびきわたるといふ名前、やはり、そうですね、漫談の世界ではお名前を残された、わたしは、先生を見ていると、まさに、「昭和の演芸」を今観る事が出来る貴重な高座だと思いました。
たぶんね、たぶんですよ、大正テレビ寄席とか、やじうま寄席とか、なんか、この、昭和にあった寄席番組、それから、松竹演芸場とか、東宝演芸場とか、昭和にあった演芸場、こういうものをふんだんに体に染みこませた、それを寄席といふ15分の高座から発しておられた、だから、舞台袖でついついみてしまう。
ひびきわたる先生のそこには、そういう昭和の大切な演芸の「匂い」を嗅げたからではないかなと思うんです。
だから、そんな雰囲気の芸人さんもホントいま激減じゃないですか!だからこそ非常に貴重な先生だったんだろう、と私は思います。

桜井長一郎、片岡鶴八、富士松/雪雄、キッチントリオ、等等、たくさんの芸人さんの裏話、もっと聞きたかったですね。

ご冥福お祈りいたします。
 
そして、林家一門では、林家英平先生がおなくなりになりました。
英平先生は、落語協会には所属していませんでしたので寄席で観たのは林家三平追善興行だけかと思います。
が、寄席以外の仕事は漫談家としてお仕事されて高座に長年上がっていました。
もう、二年前からは、芸人をおやめになっていたので、療養が続いていました。

先代三平師匠のお弟子さんでしたが、元々は東京漫才で売れていました、都上英二喜美江先生のお弟子さんでした。
英二先生の英と三平師匠の平を取って、英平という名前が生まれました。
英平先生には私は随分御世話になりました。
ここでは記せないくらい、本当に沢山のお仕事をいただき、また、林家一門の若手で世話にならなかった人はいなかったくらい、若手を育ててくれた優しい先生でした。

英平先生のご意向で芸人を引退される時に、わたしが引き継いだお仕事も何本もあります。
このお仕事はこれからも大切にしていきたいと思っています。

ひびきわたる先生も英平先生も昭和のとても素敵だった時代の演芸の中に身を置いて、そして、その貴重なエピソードをたくさん体で学んできた最後の世代です。
英平先生もまた、やじうま寄席などのテレビ寄席の常連でした。
お二人にもう一つ共通していたこと。
それは、心からお酒を愛していました。
楽しい酒でもありました。

ただ、今夜はちょっぴりさみしい、そして、悲しい酒になりそうです。

いまスタイリッシュな演芸が主流になっている現在、こういう先生方の存在はホントに大切だっただけに残念でなりません。

ご冥福お祈りいたします。
ありがとうございました。
2018.09.12 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0)-

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2018.11.14 Wednesday | - | --

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