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ここに幸あり

第2267回
この人この歌
〜大津美子〜 

11月上席、浅草演芸ホール夜席トリ中です。
9日までつとめてます。
ご来場お待ちしています。

トリを、つとめると、わかるのは、とにかく、やりやすいってことです。
なにやっても基本的に良いってこと。
それはいつも思いますが、それでも特に感じるのが、トリまでに出演者の皆様方が、ちゃんと持ち場持ち場のお仕事をされて、渡して下さる有難味でございます。
ですから、自分の出囃子がなると、ああ、幸せだなあ、と思うんです。

寄席ってのは、いまのこの時間に自分が何をやればいいのか、これをちゃんとわきまえてくださる喜びです。

自分も普段、間に、出演するとそれだけを、考えて(それが結果的にはお客様のためにもになってます)高座をつとめていますが、それが、トリだと露骨にわかるんです。 

その幸せはトリでないと分からない幸せでありますね。

どうぞ様々な演芸を御覧に寄席にお越しください。

大津美子さん「ここに幸あり」です!
2018.11.02 Friday | comments(0) | trackbacks(0)-

トチチリ流し

第2266回
この人この歌
〜春日八郎〜

80を過ぎた方と先日お会いした。
曲に合わせて「麦と兵隊」とか「男の純情」を歌うんだけど、歌はお上手なんだけど、オリジナルよりも遅かったり速かったりするの。

わたしはオリジナルが好きだから、なんとなく違和感を持っていたら、となりのやはり80過ぎのお友達が「あんた、全然メロディと合ってないわよ」と指摘した。

そうしたら、歌っていた人が「いいんだ、俺はこれで」という。
合わせて「俺はだからカラオケが嫌い」だともいう。

聞いたら近年までカラオケはやらなかったという。
流しを呼んで歌うのが若い頃の癖。
お金払ってこちたら酒に酔い気持ちよく歌ってるのになんでメロディに合わせなきゃいけないんだ。
歌は気持ちよくなるために歌う。
客だ、客。

わたしはなるほどなあ、となんとなく合点がいってしまったのですよ。

そうか、歌は大衆のものであるならば、その人が気持ちよく歌うことで、その歌は広まるんだ、と。

歌を原曲に忠実に歌う意味がわからない。
という感情が分かったんです。

俺はプロじゃない、俺にメロディを合わせてくれ。
気持ちよくなりたいんだ、だから歌を歌うんだ。

はあー、なるほど、流しを実際に呼んでいた常連さんの言葉に私は勝てなかったのです。

そして、古い歌を知っていても実際の当時の雰囲気をわたしは知らないのです。

歌がこうやって民衆に広まるのか…といふ一例を感じたんです。

ならば否定は出来ない。
そして、こうも言っていた。
「流行っている歌を知りたいならパチンコ屋に飛び込め」と。
これはまさしく大津美子さんと対談したときに同じことをおっしゃっていたが、民衆の立場から聞くとまた真実味があるものです。

確かに大先輩とカラオケに行くとあんまりメロディにとらわれない、ご自身の感覚で歌う方も多い。
なるほどなー、歌は気持ちよくなるから歌うのか…
そういう楽しみ方も大いにあるわけですねー。

なんか、とてもドストレートな回答をいただき、たけ平、気持ちよかったです。

さあ、いきましょう、気持ちよく、春日八郎さんの登場です!
「トチチリ流し」。
2018.11.01 Thursday | comments(0) | trackbacks(0)-

明日はお立ちか

第2265回
この人この歌
〜小唄勝太郎〜  

豊川稲荷から伊勢神宮へ行ってきました。
仕事ってのは丁寧でないといけないんだな、という、なんか感想としては違うかもしれませんが、そんなことを思ったんです。

人をひきつけるってのは凄いことで、ひきつけているふりをすることは安易だけど、相手の気持ちをちゃんと掴んで逃がさないとするには、丁寧な「全て」といふのが条件になるんだと思います。

そして、いつの時代にも効率がよいことだけが善であるわけでもない、ってことを感じました。

お伊勢参りってのは生涯に一度しか実質上出来なかった時代があったからこそ、いまの有難味がまだこういうところには残っているんです。

伊勢神宮にはご存知のようにおみくじはありません。

来たことだけで既に大吉だからです。 
それだけ以前はのべつ来られなかったわけです。

夫婦岩をみたときに、夫婦星がでてくるこの歌を思い出した。
自由がきかない時代にも大衆は歌を求めました。

「明日はお立ちか」小唄勝太郎さんです。
2018.10.31 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0)-

お伊勢詣り

第2264回
この人この歌
〜初代/コロムビアローズ〜

おはようございます。
今日は早起きです。
年に一度の熱海旅行会です。
今年は15名の皆さんと行きます。
伊勢神宮一泊二日です。

さてさて、道中どうなりますやら。
熱海旅行会も年々、高年齢化でございまして…笑、とはいえ、皆さん相も変わらずお元気で、今年は伊勢神宮なんだから、おったまげたもんでして…いやはや、こっちが下手すりゃ詣る前に参るといふ、ああ、ややこしや…であります笑

でもとにかく、伊勢神宮に行くなんざ、こりゃ芸人、なんか縁起がよいことありそーな…。

落語がお好きな方は、伊勢神宮ってのは馴染みが深いと思います。

お伊勢参りしないと、男じゃないとか、民衆がお伊勢参りを好んだりとか…


伊勢神宮のご利益は、「守られている」ってことですわね、簡単にいえば。

伊勢神宮って「照らす」がモットーですから、照らすが転じてつまり、我々いつも守っていただいている、といふわけです。

ですから、噺の世界でも伊勢神宮に民衆はお礼参りに行く、といふ感じが出てきたり、ちゃんと御礼も言えない、まあ、なんと、男として情けない、といふ意味合いも含まれますから、男じゃないとかになるわけです。

皆様も当然ですが、我々芸人も伊勢神宮はかなり身近で、また、民衆文化のうえに落語があるのであるならば、ありがたや、の世界であります。

チョイとご利益いただきに、いや、そうでないか、チョイと普段のお礼参りに行って来まーす。

今日も一日お元気にお過ごしくださいませ。
ああ、京成線より。

コロムビアローズさんの「お伊勢詣り」って歌を聴いたことがあります。
2018.10.30 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0)-

弁天小僧

第2263回
この人この歌
〜三浦洸一〜


歌舞伎座の落語と邦楽の二人会でした。
望月太左衛師匠とのふたり会です。 
歌舞伎座!おー!白浪五人男!

んー、わたしは、東京五人男に音楽五人男が好きだったりして…笑

「東京五人男」って映画は、ホント貴重な映画ですよね。
歴史的に残さねばならない映画として間違いないです。
終戦すぐの東京の焼け野原が全て生々しくうつる。
この映画を観れば、ここからいまの日本は立ち上がったのか…
考えられないくらいの苦労があったんだ、と感じますよ。
だから、戦争経験者のお年寄りの方って、ホントに格好いいですね、苦労された分、優しいし、内に秘めてる品格があります。

これはホント大変な人生から幸せを掴もうと一生懸命だったことがまた一周廻って人をちゃんと理解される、凄さってのかな。それ感じますよ。

さて、落語と邦楽演奏、ホントに、いま落語に興味ある方、邦楽演奏の魅力を感じてもらいたいんです。

わたしは、落語を後世に伝えていきたい、奇しくも、太左衛師匠の邦楽演奏後世継承と同じなんですよ。

こういう仕事を毎日やっていきたいですね、
これでこそ、わたしの落語家としての本望であると思っているんです。

落語に詳しくたって、越後獅子はわからない、それじゃ寂しいですよ。
お囃子あっての落語なんです。
落語は笑わせればそれだけ…って芸能ではなく、寄席囃子があり、雰囲気があり、お客様が斜めに観ない雰囲気があり、そして、作られる、総合芸術なんです。

だから、こういう企画のご依頼をいただいたときにホントに心からうれしかったんです。

もっと落語ってものを広く掴んで楽しんでいただけたらなあーって、いまの落語界に何となく違和感があるから、とても合点がいくんです。
ご来場ありがとうございました〜

さあ、三浦洸一さん、「弁天小僧」であります。
2018.10.29 Monday | comments(0) | trackbacks(0)-

南の薔薇

第2262回
この人この歌
〜近江俊郎〜

いま、はなし処の入口には今月は薔薇を置いています。

薔薇=情熱

よくあることですが、確かにそういう気分にはなります。
心というか、内面から、いわゆる気は持ちようってやつで。

特に真っ赤な薔薇ってのがいい。
また憎いのがトゲがあるところだ。
人間、一筋縄ではいかないものであります。

谷中はなし処の薔薇の如く情熱的に高座を!
という気分でおりますこの宣誓した最中、ああ、申し訳ない…
今日は着物一式を忘れてしまいました。
羽織をわすれたり、帯を忘れたり、足袋を忘れたりなんてことは今までも申し訳ないですが、ございました…

しかし、着物一式を忘れるといふのは、ああ、…忘れ癖を最高潮に記録更新であり、これ以上、もう忘れようがありません、

着物、羽織、帯、肌襦袢、長襦袢、下締め、扇子、手ぬぐい、足袋に至るまで、全て忘れ…志の春さんと萬橘さんに少しずつ借りて高座を今からつとめます…

なんだか自分がやっていないような心持ちになります…申し訳ないです。

明日からはちゃんとした心持ちで情熱的につとめます…すみません…
近江俊郎さん「南の薔薇」をお聴きください。

いい歌です。
2018.10.28 Sunday | comments(0) | trackbacks(0)-

ハートのエースが出てこない

第2261回 
この人この歌
〜キャンディーズ〜

昨日新宿末廣亭で、つる子さん、あんこさん、一花さんのユニット、おきゃんでぃーずの公演がありました。
前半が彼女たち一席ずつ落語。
そのあと、コント。
まさか、わたしもコントに出演するとは…笑
そして、後半が彼女たちの歌謡ショー、わたし司会。
ゲストにたい平師匠も登場、ふう丈さんがアサダ二世先生に扮して登場など、いわゆる、お祭りってのはこういうことなんでしょう。

そして寄席芸人の結束力を感じていただけたと思います。
つまり、後輩に頼まれようがなんだろうが、引き受けたからには、主人公をみんなでひきたて一致団結するその姿、それは自然と出来るもので、寄席修行した人たちの得意分野なんです。 
誰をひきたてるのか、それが後輩であろうと関係ない。
あの妙な連携プレーってのは、打ち合わせなんざ全くしてないんだから…笑

不思議なもんで、寄席芸人って良くも悪くも、疲れていようが、ひきたてるためには、大袈裟でなく、何故か命かけるんですわ笑

そこが昨夜の一番のポイントだと思います!

また新宿末廣亭っていうホームグラウンドは我々強いんですね。
ただ、無意識ってのが、やはり、寄席芸人ならではの感覚、これだけなんです。

寄席芸人は寄席芸人を裏切らないもの、それが、自然と体に入っている、優しさ、ってのかな、だからきつい感じの距離の持ち方はホントつらいんですわ笑

寄席はよきとこ。
いきましょう、本場、キャンディーズ、「ハートのエースがでてこない」です。
2018.10.27 Saturday | comments(0) | trackbacks(0)-

それが素敵

第2260回
この人この歌
〜小川知子〜

落語をやる会場、つまり、小屋に大小の区別はない。

まさに東海林太郎さんが生前おっしゃっていたこと…ここに舞台人である区別はないんですね。
あくまでそこにおいでになるお客様により、ステージは動くんです。

それを各会場が教えてくれます。
昨日、銀座の琳千で落語やりましたけど、落語会場としては決して良い環境ではないです。

でも、ご来場のお客様が空気を動かすんです。
だから毎回やりやすい。

とても綺麗で立派な会場だからと良い落語になるとは決してないです。
例えば同じ噺をどう聴くか…です。

空気が、ああ、聴いたことある…とかだともうそういう感じになりますね笑

落語ってのは、あくまでライブなんです。
何が良くて何が悪いを会場では決められないです。

だから、それは、空気がとてもよくなっている瞬間を落語家が素直に感じとれたとき、まさに、それが素敵、となるわけです。

小川知子さん歌唱でまいります!
2018.10.26 Friday | comments(0) | trackbacks(0)-

想い出のプラットホーム

第2259回
この人この歌
〜二葉あき子〜

プラットホームって単語、最近聞かなくなりました。 そんなことないだろう…と思われるかもしれませんが、案外、プラットホームなんて丁寧に言う方、あんまり最近聞かないです笑

ブラウン管ね、聞かないです。
それ並みにプラットホームもわたしの中ではあんまり言わなくなっているような気がします。

東京ディズニーランド、テレビで観ていたら35周年だそうな。
わたしが子供の頃、東京ディズニーランドの映像見ていたけど、まあ、今とは雲泥の差である。

あれでもわたしには夢の国だったように思う。

それがいまは、もう東京ディズニーランドも凄いですね…つまり35年の歳月ってそういうことなんでしょう。
豪華な遊園地って感じではもうダメなんです。
落語もそうで、もちろん、古典継承ですが、昭和の名人のままの落語では厳しいんです。
 といって、それは、ルールを壊して…というのではないです。

先人の名品を現代に壊さないでどのように伝えるか、です。

このあたりの線引きが難しいんですけど、東京ディズニーランドってのがよき例ではないか、と思います。

いま変わっても想い出は決して変わらないってのが凄いんです。

ルールを破るとよき想い出は消えていきます。
芸能文化、全てにそれは共通していると思います。

落語を洋服で座って出来ないですよ、そういうことです。笑

二葉あき子さんの「夜のプラットホーム」がありますが、昭和25年には「想い出のプラットホーム」って歌が出ています。
2018.10.25 Thursday | comments(0) | trackbacks(0)-

湖底の故郷

第2258回
この人この歌
〜東海林太郎〜

檜原村に行ってきました。
東京にまだまだこんなにも素晴らしい自然があるんだと関心と感心のダブルかんしんでしたよー。

場所は違えどこういうところに来ると思い出すのが「湖底の故郷」であります。

小河内ダム建設により、村の人々が我が家を追われたわけです。
確か戦前から建設が始まり、昭和32年あたりの完成ですよ、20年弱でしょ、大変なもんですよ。

消えゆく我が家に哀しみを覚え、そして、我が故郷に思いを馳せた…そしてそこに奥多摩湖ができたわけです。

これ、故郷歌謡ってなんか言われてもピンと来ないんですよ、だってこれ、社会歌謡でないですかね?

そんな思いが歌詞から読めてまいります。

檜原小学校に行きましたけど、そこから暫く行くともうそこは、湖です。 
お子さんによっては、東京檜原村に住んでいても、スーパーは山梨県のほうが近いからと出掛ける家族も多いそうで…
いやはや、こういう話をきくと、なるほど今日は小旅行でございます。

夕陽は赤し身は悲し
別れはつらし胸痛し

「湖底の故郷」歌唱は東海林太郎さんです。
2018.10.24 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0)-

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